◆◆
ウエストロンドン・ハマースミスのウイスキー評論家の故マイケル・ジャクソンのオフィス跡地に2009年に創業したクラフト蒸溜所。シップスミスの一番の特徴は銅製の超小型の蒸溜器を使用し、200本ほどのスモールバッチでスピリッツを生産している点で、ロンドンで銅製の蒸溜器が稼動したのは1820年以来です。 ポットスティルとコラムスティルを組み合わせたユニークな蒸溜器で良質な部分のみをミドルカットしており、ワンバッチ(1回の蒸溜)で得られる量はわずか300本ほど。さらにボタニカルの使い回しをしない「ワンショット蒸溜」という方法を用いており、こだわり抜いたその質は世界中で幅広く支持されています。 【テイスティングコメント】 シップスミス VJOP ロンドンドライジン ナンバー2は、 最高のジントニックのために定番品ロンドン ドライジンに改良を加えました。VJOPは Very Juniper Over Proofの略で、トニックで割っても負けないよう ジュニパーベリーを通常の約2倍投入し、 よりドライでよりビッグなフレーバー、そしてアルコール度数は更に高い 52%に設定しました。注ぐとジュニパーの芳香が一気に広がり、シトラスが追いかけてきます。ミドルカットによりつくられた極めてスムースな口当たりと、10種のボタニカルの複雑なフレーバー、ジュニパーを伴ったドライなフィニッシュです。 昨年10月、VJOPのリリース時、バー文化が発達した日本が先行発売の国として選ばれ、その日本からのフィードバックを元に、よりパワフルで、よりジュニパリーな改良版となる今回の#2がつくられました。ロンドンドライジンの醍醐味を存分に味わえる進化を遂げた完成形を是非、お買い求めください。 【10種のこだわりのボタニカル】 ジェニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、リコリス、オリス、アーモンド、桂皮、シナモン、オレンジピール、レモンピール